西島悠也は福岡のストリートミュージシャンもやっていた

西島悠也|テクノパイプの演奏方法

 

西島悠也

 

 

テクノパイプは練習用の電気バグパイプです。
練習用ですから、ふつうは既に本物のバグパイプを持っている人や知っている人が購入するものです。

 

テクノパイプを演奏するならまず、バグパイプという楽器について知る必要があります。
バグパイプはその名前のとおり、革袋(バッグ)が付いた笛(パイプ)です。

 

ふつうの笛のように口にくわえて吹くのと違い、ひとまず革袋に息を吹きこんでぱんぱんに膨らませます。
そして脇で革袋を締めつけ空気を絞りだし、それで笛を鳴らす仕組みです。革袋がしぼんできたら、また息を吹いてぱんぱんにします。

 

革袋は止まることなく空気を吹きだしつづけますから、バグパイプは、一旦鳴りだしたら止まらないのです。
ふつうの笛のように「ツツツ」と舌先で音を区切るようなこと(タングング)はできませんし、休符もありません。

 

テクノパイプもそうです。
とはいえ音を区切ることができないとまともに曲を演奏できませんから、バグパイプではグレースノートという独特な運指を用います。

 

バグパイプの演奏を注意深く聞いていると「キョッキョッ」「ギュルルッ」という鋭い装飾音が聞こえます。
これがグレースノートです。

 

グレースノートはバグパイプの重要な個性であり、バグパイプ演奏をマスターするための必須課題です。